自分でやるカーコーティングのメリットとは？業者へ依頼するメリットも紹介

「愛車のコーティングは自分でチャレンジしてみたい！」と考えている人は、案外多いのではない
でしょうか。
特に新車購入時は、これから長い付き合いになる愛車の手入れを自分で丁寧に仕上げてみたい
気持ちは高まるものです。
そこで本記事では、カーコーティングを自分でやるメリットについて紹介しています。その他、自分
で挑戦する時の注意点や業者へ依頼するメリットまで、カーコーティングの作業全般について詳
細を紹介しています。
カーコーティングを自分でやるべきか、迷っている人は、ぜひ記事内容をご確認ください。

 

カーコーティングを自分でやるメリット

コーティングなど専門性が高そうな施工は、業者に依頼するのがセオリーだと思われがちですが
、最初から自分でカーコーティングをやる方法もあります。
自分でカーコーティングをやるメリットを3つ、ピックアップしましたのでご確認ください。

愛車への思い入れが強まる

カーコーティングを自分でやる最大のメリットは、愛車への愛着が深まることではないでしょうか。
業務用の車ならいざしらず、多くの人は趣味性の高い車への愛着は並々ならぬものを持っている
でしょう。
コーティングは施工すると独特のツヤ感が出ますので、まるで自分専用機のように仕上げること
もできます。
丁寧に施工すればするほど、その愛着は益々深まっていくでしょう。

細かい汚れやキズが見つかる

カーコーティングの施工では、車のボディをしっかり見ることになりますので、必然的に車の汚れ
やキズを見つけやすくなります。
業者へ依頼してついでにキズや汚れを見つけてもらうのも良いのですが、余計なコストがかかり
ますし、やはり自分の目でしっかり確認して、補修の計画を立てたほうが納得できるのではない
でしょうか。
自分の愛車の状態を正確に把握する、という観点で考えると、自分でカーコーティングを行うメリ
ットも際立ちます。
愛車の状態は、自分の手でコントロールしたいところです。

徹底的に追求もできるし妥協もできる

予算にあわせた施工ができる点も、自分でカーコーティングをやるメリットです。徹底的に拘るの
も良いですし、ある程度のところで妥協して終えてしまうのも良いでしょう。
予算の他に、カーコーティングの施工にどの程度の時間が割けるか、環境は整っているかなども
妥協点を探るポイントです。
完全に妥協する場合は、業者へ依頼する選択肢となります。
自分で納得の行く施工方法を決められるメリットは見逃せないポイントです。

自分でやるデメリット

 

愛車へ向き合い、愛着を深めるには、自分でやるカーコーティングは効果的です。一方で、自分
でやることのデメリットはないのでしょうか。
本項では、3つのデメリットをピックアップし、紹介しています。自分でカーコーティングをしてみた
いと考えている人は、ぜひご確認ください。

コーティングムラが起きやすい

自分でカーコーティングをやる場合に起きやすい失敗例は、塗りムラです。塗りムラは、洗車後の
水分やコーティング剤の拭き残し、塗り残し、塗忘れなどを原因として発生します。
コーティング剤を塗布している途中、もしくは塗布直後であればクロスで塗り伸ばすことでムラを
解消することはできますが、12時間以上経過してしまうと、コーティング剤を剥がす大掛かりな作
業が必要です。

失敗のリスク

コーティングムラを始めとして、いくつかの失敗リスクが考えられます。作業中の雨や夜間時の結
露、コーティング剤の拭き残し、思ったより艶や光沢感がでないなど、スキル不足や環境の不備
などを起因とする失敗例がよく見られます。
自分でやるカーコーティングは、挑戦するだけの価値はありますが、失敗のリスクも十分に考慮
しておく必要があります。

環境を整えるのが難しい

カーコーティングの施工には環境がとても大事です。コーティング被膜の乾燥は、施工後に大き
な影響を与えます。同じコーティング剤でも湿度と温度が違えばその性能差は歴然です。温度と
湿度が塗装に及ぼす影響は大きく、管理は確実に行う必要があります。
一般的にコーティングに適した温度は15℃～25℃、湿度は30％～50％が良いとされています。
その他、雨対策や、塵やホコリへの配慮など、住環境次第では環境を整えるのが難しいケースも
あります。

業者に任せるメリット

業者へカーコーティングを任せるメリットは、仕上がりの美しさに尽きます。具体的なメリットを2つ
紹介します。

品質の違い

業者へカーコーティングを任せるメリットは、品質の安定に尽きます。コーティング専門のプロに
全てを任せるため、自分で施工するよりもきれいな仕上がりを期待できるのは、当然ともいえるで
しょう。
きれいな仕上がりの秘訣は、専門性の高さです。コーティング専門のスタッフが、専用の道具を
使いつつ、今まで培ってきたノウハウを惜しげもなく投入してくれるため、素人のDIYに比べて、見
違えるほどの仕上がりを提供してくれます。

作業場所の確保

また施工環境にも明確な違いがあります。都市部の住環境において、きれいにコーティングでき
る環境を揃えるのは至難の業です。最低でも雨や風が避けられる場所でホコリがかかりにくい場
所でなければいけません。

大きなガレージを作業場として使うのが理想ですが、場所が確保できない場合は、業者へ依頼し
たほうが良い結果が得られるでしょう。

まとめ

自分でやるカーコーティングは、丁寧な作業を通じて愛車への愛着を深めることができ、コストと
うまく折り合いをつけながら自分の好きなように作業できる点が魅力です。
車好きの人の中には「作業場所さえ確保できれば一度は挑戦してみたい」という人は多いのでは
ないでしょうか。
しかし、失敗リスクを考えると、業者へ依頼したほうが良いケースもあります。作業場所が確保で
きない人や、きれいな仕上がりには妥協したくない人は、業者への依頼も合わせて検討したほう
が良いでしょう。